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報告 開催終了

赤い羽根「災害ボランティア・NPO 活動サポート募金」(ボラサポ)
活動報告
2025年3月

赤い羽根「災害ボランティア・NPO 活動サポート募金」(ボラサポ)の助成を受けて活動させていただきました。寄付をしてくださったたくさんの方々に心からお礼を申し上げます。
 

活動報告①

穴水町かみすぎ保育園の森を活用した自然体験 と森の調査、整備
 

◉自然の教室

昨年の秋より、穴水のかみすぎ保育園にご協力をいただき、園の森を活用して自然体験や動物観察、昆虫観察など行いました。
「自然の教室」では保育士さんや園児の皆さんも積極的に楽しんでくださいました。
身近な森には調べてみると実はいろいろな動物が住み、植物や樹木がありました。これからも自然を楽しむ経験を続けてほしいと思っています。
ご協力をいただいた、かみすぎ保育園の皆さん、いしかわ自然学校の皆さん、大井教授、野村先生、林業の皆さん、ありがとうございました。
 
「雨の森でわくわくをみつけよう」
10月初旬、はじめての自然体験。園長により「自然の教室」と命名いただきました。わくわくしていた当日は大雨。このために園に準備していただいたお揃いのカッパを着て、園児の皆さんは雨つぶをあつめて、木の枝や葉っぱなどで絵を描きました。
「秋の森もりをたのしむ」
11月下旬、活動を保護者の方にも体験いただく会。親子で園の森を探検、フユイチゴを探したり、杉の葉を拾い、焚火の焚き付けにして火起こし。その焚火でポップコーンづくり。朴葉で巻いた焼き芋もホクホク。園提供の汁もので軽食。動物観察の動画もご覧いただきました。
「冬芽合唱団をさがそう」
1月下旬、園長希望の「冬芽さがし」。冬芽は春に向けて準備、おもしろい葉痕も見られます。動物や顔に見える葉痕、身近にある植物をよーく見ると・・・。園児たちは、虫メガネで観察、いろいろな顔を見つけていました。
 

活動報告②

東京おもちゃ美術館のグッドトイを使用した 能登でのおもちゃ広場開催
 

◉おもちゃの広場

ご縁がつながって今回うかがった「輪島かわい保育園」。園長さんは、なんと30年近く前、私の次女の担任でした!
そこから、町野保育園、そしてかみすぎ保育園で出会った保護者さんのご紹介で海の星幼稚園とおもちゃの広場を開催させていただきました。
2月は雪の影響もあり、結果4回しか開催できずでしたが、4月以降、また計画をねって訪問を続けたいと思っています。
ご協力いただきました輪島かわい保育園さま、町野保育園さま、海の星幼稚園さま、ありがとうございました。
   
「2/6 輪島市 かわい保育園」
豪雪の日でしたが、おもちゃを持って伺いました。園長さんをはじめ園児の皆さんも木のおもちゃを楽しみにして待っていてくれました。未満児さんから年長さんまでクラスごとに遊びに来てくれました。
「2/25 輪島市 町野保育園」
町野の中学校に間借り中の町野保育園さん。ふだんのお部屋におもちゃを広げました。準備のときから、お気に入りのおもちゃを見つけてくれました。保育士さんもいっしょに楽しんでくださいました。
「3/27 輪島市 町野保育園」
うれしいことに卒園児がいる間にもう一度と声をかけていただきました。前回もりあがったけん玉とままごとをさらに増やし訪問。今回は保育士さんと園児の皆さんもカプラでも楽しみました。
「3/27 輪島市 海の星幼稚園」
持参したおもちゃを広げて自由に遊びました。けん玉やままごと、ドングリコロコロ、ツミニー、木琴なども人気でした。園児だけでカプラの塔を作ったり最後のナイヤガラはいっしょに作り壊して楽しみました。
 

活動報告③

かみすぎの森の動物観察・昆虫観察
 

◉動物観察

かみすぎの森に3台の観察用カメラをお借りして設置しました。
10月13日~3月17日までの報告をしています。
※今回の調査で撮影されたデータはAIによる分析を行っていますが、専門家による同定はされていません。
ご協力いただきました石川県立大学大井徹教授、ありがとうございました。
 
https://youtube.com/playlist?list=PL810PAYcFysTDpHHAfies_IR1uwlPqDxv&si=QDIqc_1RAJq65gwb
 
「20241124かみすぎの森動物調査報告用」
今回10月13日にかみすぎ保育園(穴水町中居)周辺に3か所、動物調査用のカメラを設置し、およそ1か月間のデータを回収、AIを使って解析を行いました。 データには、動物以外、葉っぱのゆらぎや、光などにも反応するなど、動物の映らないものも多数ありました。
「20250322かみすぎの森動物調査報告用」
前回に引き続き、かみすぎ保育園(穴水町中居)周辺に3か所、動物調査用のカメラを設置し、引き続き12月以降の2回目のデータを回収、AIを使って解析を行いました。 データには、動物以外、葉っぱのゆらぎや、光、雪などにも反応するなど、動物の映らないものも多数ありました。

活動報告③

かみすぎの森の動物観察・昆虫観察
 

◉昆虫ほか観察

かみすぎの森にインセクトホテルを設置し、越冬する虫を観察予定でしたが、
設置が遅く越冬してくれませんでした。
また次年度、再チャレンジを目論んでいます。
ご協力いただきました金沢大学連携研究員野村進也先生、ありがとうございました。
 
「11/18 インセクトホテル設置、菰巻き」
インセクトホテルに使用する材料は、この森の材料を使用したいと思い、できるだけ、この森で調達しました。藁は穴水のものを園長からいただきました。見た目は良かったのですが、虫が入ってくれず、住み心地は良くなかったようです。まだまだ勉強がひつようです。菰巻きは、森の中に5本の木に菰を巻きました。これも虫が越冬しませんでした。ザンネンでした。
「3/17 汽水域の生き物観察・菰巻き観察」
当日の朝、野村先生が川で採取した汽水域の生き物、イサザ(シロウオ)、ヤゴ、カワニナなど、園児の皆さんと観察用のカップを使って、観察しました。ヤゴなど現在の姿と大きく違う昆虫は、園の図鑑も使って調べました。観察が楽しくとても盛り上がりました。
   
主催/特定非営利活動法人角間里山みらい事務局
木育担当:木村 npo@satoyamamirai.jp
 
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